RIoT 環境センサー

RIoT 環境センサー

環境センサーボード「RIOT-001」「RIOT-002」は、温度・湿度・大気圧・照度・加速度(002のみ) がセンシングできるボードです。Bluetooth Low Energy (BLE) を使って送信される情報は、専用のアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末に表示することができます。
「RIOT-001」「RIOT-002」は、当社のエナジーハーベスト用、超低消費電流、低ノイズの各電源ICを搭載しており、IoTエッジ端末で要求される自立発電・電池の長寿命化・高精度を実現しています。 お客様のIoTエッジ端末開発の容易化および工期短縮に貢献できる評価・開発ボードです。

特徴

屋内用太陽電池から二次電池に充電

エナジーハーベスト用 降圧DC/DCコンバータ を用いて、屋内用太陽電池から電力を取り出します。最大電力点制御機能により、屋内用太陽電池の発電量が最大になる電圧に設定することが可能なので、ご利用の屋内用太陽電池に合わせた設定が可能です。逆流防止回路を搭載しているため、充電ロスを防ぎます。

高効率で稼働

超低消費電流 昇降圧DC/DCコンバータ を用いて、MCU・BLE・センサーを動作させるため、スタンバイ・アクティブ動作ともに高効率で動作させることができます。 また、動作電圧範囲が1.8 V ~ 5.5 Vと広範囲であるため、二次電池の電力を有効に使うことができます。

低消費なバッテリーモニタ機能

蓄電池の電圧モニタは、従来外付け分割抵抗を用いてMCUのADCに入力することで行っていましたが、消費電流が大きくなる課題がありました。そこで、バッテリーモニタアシスト機能付電源IC を用いることで、低消費電流で容易にモニタすることができます。

メンテナンスフリーを実現

二次電池には下記製品を搭載しています。フル充電された二次電池で、RIoT 環境センサーは約1日以上稼働し続けることができます。(あくまで目安とご理解ください)
また、RIoT 環境センサーの仕様にあった屋内用太陽電池を接続することで、メンテナンスフリーを実現します。

搭載製品

  • RIOT-002

    下記のいずれかを選択する形になります。

    • ニチコン株式会社製SLBシリーズ (0.35 mAh)
    • 株式会社村田製作所製CT04120 (3 mAh)
    • 日本ガイシ株式会社製EnerCera®-ETシリーズ (4 mAh)

    ※ EnerCera®は、日本ガイシ株式会社の登録商標です。

  • RIOT-001
    • ニチコン株式会社製SLBシリーズ (0.35 mAh)

ご利用上の注意

本製品は、当社の電源ICをご利用いただくための参考事例ボードであり、民生用、産業用の最終製品において通常要求される安全性・信頼性・適合性、などが設計・販売・および製造上、考慮されているものではありません。

FAQ (よくあるご質問)

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