RS5C372 シリーズ
2線式 (I2Cバス) シリアルインターフェース リアルタイムクロック (RTC)

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  • 概要

    RS5C372 は、シリアル転送により時刻・カレンダの各データをCPUに送出するCMOSリアルタイムクロックです。CPUとの接続は2本の信号線で行い、割り込み発生機能として長時間 (1ヶ月) を含む、各種割り込みクロックが選択できます。また、設定した時刻にアラーム割り込みを発生するアラーム (曜日・時・分) 機能を2系統内蔵しています。発振回路は定電圧駆動されているため、電圧変動が少なく、低消費電流 (TYP. 0.5 µA:3V時) を実現しています。また、パワーオン時等でデータの有効判定に応用可能な発振停止検出機能、外部マイコン用の32 kHzクロック出力を持っています。(Ver. A: Nchオープンドレイン出力、Ver. B: CMOS)

    さらに、CPUからの信号により、水晶発振周波数の誤差を補正して、時計を高精度に合わせ込む時計誤差補正回路を内蔵しています。32.768 kHzまたは、32.000 kHzのどちらかの水晶振動子を使用できます。パッケージは8ピンSSOPで、小型化、低消費電力化が要求される機器に最適です。

  • 仕様
    計時動作電源電圧範囲 RS5C372A: 1.3 V ~ 6.0 V
    RS5C372B: 1.45 V ~ 6.0 V
    消費電流 Typ. 0.5 µA
    CPUとの接続 2本の信号線のみ (I2C Busインターフェース、MAX. 400 kHz、アドレス7ビット)
    クロック出力 32.768 kHz or 32.000 kHz
    RS5C372A: Nch Open Drain Output Controllable by command
    RS5C372B: CMOS Output Controllable by command
    パッケージ SSOP8

    保護回路/ 機能

    ECO Clock Adjust OSC Halt Sensing Supply Voltage Monitoring Circuit Automatic Identification of Leap Years Selectable 12-hour and 24-hour Backup Switch
  • 技術資料
    • 回路モジュールダウンロード

        ZUKEN Link Module Station

    • 基本回路例

      基本回路例

      *) RS5C372AのSCLおよびSDA端子はVDD側の保護ダイオードが入っていません。そのためバックアップ電源≦システム電源となっても問題ありません。

    • 基本回路例

      基本回路例

      *) RS5C372BのSCLおよびSDA端子はVDD側の保護ダイオードが入っていません。そのためバックアップ電源≦システム電源となっても問題ありません。

  • 品質・パッケージ
    • 製品詳細はデータシートをご参照ください
    • パッケージ外形図、テーピング仕様、テーピングリール外形図、許容損失、基板パット推奨寸法 (ランドパターン)、などはデータシートもしくは各パッケージをご参照ください

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機能説明

ECO ECO機能
Clock Adjust 時計誤差補正機能
OSC Halt Sensing 発振停止検知機能
Supply Voltage Monitoring Circuit バッテリー電圧チェック機能
Automatic Identification of Leap Years うるう年自動判別機能
Selectable 12-hour and 24-hour 12時間/24時間制の選択可能
Built-in VD with Delay Time ボルテージディテクタ内蔵

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カテゴリ:リアルタイムクロック(RTC)

インタフェース 2-wire
計時消費電流
(µA)
0.5
計時電源電圧
min (V)
1.3
計時電源電圧
max (V)
6.00