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ドロップアウト電圧 (入出力電圧差) の求め方は?

LDOリニアレギュレータ使い方

ドロップアウト電圧または入出力電圧差 は、規定の出力電流を取り出すために必要な入力電圧と出力電圧の差を規定しています。 データシートに記載の電気的特性の条件と異なる出力電流でのドロップアウト電圧(入出力電圧差)は、各製品のデータシートに記載されている「ドロップアウト電圧対出力電流特性例」より求めることができます。

例えば、出力電圧が2.6V、出力電流が300mAに条件設定されているLDOリニアレギュレータ のドロップアウト電圧が標準値で0.23V、最大値で0.35Vに規定されているとします。

Fig.1 より、温度(Ta) が25°C時に200mAの出力電流を得るためには、ドロップアウト電圧は約0.15V必要なため、入力電圧は標準値で約2.75Vとなります。また、ドロップアウト電圧の最大値については、比例計算で求めることができ、ドロップアウト電圧は約0.23V必要なため、入力電圧は約2.83Vとなります。

特性は製品により異なりますので、各製品のデータシート特性例を参照ください。

Fig1.入出力電圧差対出力電流特性例

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