昇圧DC/DCコンバータのシャットダウン機能とは
昇圧DC/DCコンバータのシャットダウン機能とは
DC/DCスイッチングレギュレータ機能
昇圧DC/DCコンバータのシャットダウン機能とは、出力を入力から完全に遮断する機能であり、消費電流や待機電力を低減させることが出来ます。
ダイオード整流タイプの昇圧DC/DCコンバータでは、入力と出力がインダクタ (コイル) とダイオードを介して接続されており、ICがスタンバイ状態でも入力電圧 (VIN) 程度の電圧が出力されます。大きな電流を必要としない低負荷時にスタンバイ状態とすることでスイッチングロスをなくして電力供給できるメリットはあります。 しかし、負荷回路の動作条件により出力をオフして出力電圧 (VOUT) を0Vにする必要がある場合には、FETなどを使った入出力遮断回路と、その遮断回路のオン/オフ制御をする制御回路を外部に追加する必要がありました。
当社では、シャットダウン機能を3つの種類で実現しています。
同期整流タイプ
ダイオードの代わりにFETを遮断回路として使用するため、入力と出力を容易に遮断を制御することが可能です。
FETを内蔵している製品と、外付けの製品があります。
NPNトランジスタ内蔵 (R1200、R1202、など)
ダイオードの代わりにNPNトランジスタを内蔵しています。
FLAG端子制御 (R1213、など)
外付けの Pch FET をFLAG端子で制御することでシャットダウン機能を実現しています。 FETを外付けにすることで、大電流にも対応できます。
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シャットダウン機能なし
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シャットダウン機能あり
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