• X(Twitter)
  • YouTube
  • Linkedin
  • ニュースレター登録

位相補償で注意することは?

LDOリニアレギュレータ使い方

LDO レギュレータは出力負荷が変化しても安定して動作させるため、出力段にて位相補償を行っています。そのため、周波数特性が良く、適切な直列等価抵抗 (ESR) のコンデンサを出力端子とグラウンド間にできるだけ配線が短くなるように実装してください。

一部の製品において、ESR値が極端に大きいあるいは小さい出力コンデンサを使用した時に出力が発振する可能性があります。データシートに記載している「直列等価抵抗 (ESR) 対出力電流」特性を確認して適切なコンデンサを選定する、また実際に動作させた際の過渡応答時の出力波形において、リンギングが継続しないか確認してください。
さらにコンデンサのサイズ、製造元や品番により容量値のバイアス依存性や温度特性などが異なりますので、十分評価して出力が発振する傾向がないか判断してください。

お困りごとが解決しない場合