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プレスリリース
2026年9月1日

補聴器などの小型無線機器向け
受信感度向上と長時間動作を両立する超低消費電流
BLE Rxブースター「NT1741」を発売

日清紡マイクロデバイス株式会社(代表取締役社長:吉岡 圭一)は、Bluetooth Low Energy(以下BLE)等の2.4GHz帯無線通信向け超低消費電流RxブースターNT1741を発売します。

NT1741製品写真

製品写真「NT1741」(EPFFP-6-FB)

BLEは従来のBluetoothよりも大幅に消費電力を抑えた近距離無線通信技術であり、スマートフォンやウェアラブル機器をはじめ、多様なIoT機器や民生機器で広く利用されています。BLE通信はSoC(System on Chip)とアンテナのみでも実現できますが、通信品質の安定化や通信距離の拡大に向けてRFブースターの需要が高まっています。

補聴器では、スマートフォンとの連携による音質調整に加え、Bluetooth LE AudioのAuracastブロードキャストオーディオを活用した音声情報の受信が普及しています。空港や鉄道、バスなどで案内放送を直接受信するため、高い受信感度と通信性能が求められます。さらに、医療機器として高い通信性能も必要なことから、受信性能向上に特化したRxブースターが採用されています。
一方、補聴器は小型でバッテリー容量に制約があるため、長時間使用には無線回路の省電力化が不可欠です。そのため、Rxブースターには超低消費電流特性と小実装面積の両立が求められます。

NT1741は、高いRF性能を維持しながら、LNAモード時1.5mA、バイパスモード時1µAという業界トップクラス※1の低消費電流特性を実現しました。さらに、小型パッケージへの整合回路内蔵により、外付け部品の削減と実装面積の最小化に貢献します。
これらの特長により、通信品質向上とバッテリー駆動時間延長を両立し、補聴器をはじめとする小型ウェアラブル機器の高性能化・小型化に貢献します。

※1: 自社調べ

図1 NT1741 使用例

図1 NT1741 使用例

製品名 NT1741
サンプル単価
(1000個購入時の参考単価/税込※2)
270円
サンプル受注開始 2026年 12月
月産規模 100万個

※2: 2026年9月現在の消費税率に基づいて金額を表示しています

主な特⾧

1. 超低消費電流を実現

本製品は、BLE向けRxブースターとして要求されるゲイン、雑音指数、線形性等のRF性能を確保しながら、LNAモード時1.5mA、バイパスモード時1µAの超低消費電流を実現しました。これにより、補聴器をはじめとする小型バッテリー駆動機器の長時間動作に貢献します。

2. 省スペース実装に貢献

本製品は、1.0 mm × 1.0 mmの小型パッケージ「EPFFP-6-FB」を採用しています。さらに、RF整合回路を全て内蔵しているため(電源用バイパスキャパシタを除く)、外付け部品点数の削減と実装面積の縮小を実現し、小型機器の高密度実装や設計自由度の向上に貢献します。

図2 NT1741ブロック図

図2 NT1741ブロック図

主な仕様 (詳細はデータシートご参照ください)

  • 周波数範囲: 2400 MHz to 2500 MHz
  • 動作電圧: 1.8 V typ. (1.6 V to 3.7 V)
  • 低消費電流: 1.5 mA typ. @ LNAモード
    1 µA typ. @ バイパスモード
  • ゲイン: 13 dB typ. @ LNAモード
  • 雑音指数: 2.3 dB typ. @ LNAモード
  • P-1dB (IN): -13 dBm typ. @ LNAモード
  • IIP3: 0 dBm typ. @ LNAモード
  • 挿入損失: 1.0 dB @ バイパスモード
  • パッケージサイズ: 1.0 × 1.0 mm typ.
  • 外部整合回路不要(電源用バイパスキャパシタを除く)

アプリケーション例

  • 補聴器
  • AIグラス
  • イヤフォン/ヘッドフォン
  • BLE、Thread、Zigbee等の2.4 GHz帯使用の無線通信アプリケーション

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    営業本部 企画営業部

このページに掲載されている内容は発表時のものです。既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。