• X(Twitter)
  • YouTube
  • Linkedin
  • ニュースレター登録
プレスリリース
2026年6月17日

カメラ不要で人の状態を検知する60GHzミリ波センサー、旭化成エレクトロニクスと連携し開発

日清紡マイクロデバイス株式会社(代表取締役社長:吉岡 圭一)と旭化成エレクトロニクス株式会社(以下 AKM)は、60GHz帯ミリ波センサーモジュールの開発に向け、パートナーシップのもと連携を開始しました。

背景

少子高齢化の進行や労働力不足の深刻化を背景に、医療・介護、住宅、産業機器、公共空間などの幅広い分野において、省人化・自動化の推進とともに、安全性およびサービス品質の向上が強く求められています。 Society 5.0の実現に向けては、実空間における人やモノの状態を正確に把握し、データとして利活用するための高精度なセンシング技術が不可欠です。
また、従来のカメラや赤外線センサーでは、プライバシーへの配慮や環境条件による検知精度の制約といった課題も近年指摘されています。


両社の連携による取り組み

日清紡マイクロデバイスは、これまで培ってきたマイクロ波・ミリ波技術およびセンサーモジュール開発の知見があり、AKMは、高性能なアンテナ一体型ミリ波レーダーICを中心としたデバイス技術に強みがあります。
ミリ波センサーは、非接触で対象物の存在や動き、位置を検知できるとともに、照明条件に依存せず、画像を取得しないためプライバシーに配慮しやすい特長があります。
このため、見守り機器、スマートホーム、産業機器、各種IoT機器など、多様な用途において次世代センシング技術としての活用が期待されています。
両社の強みを組み合わせることで、小型・高精度・高信頼な60GHz帯ミリ波センサーモジュールの開発を推進してまいります。


次世代ミリ波センサーモジュール

今後の展望

本モジュールは、2027年初頭のサンプル配布を予定しています。
本取り組みにおいては、単なる存在検知にとどまらず、空間内における人の位置推定、動きの把握、状態変化の検出、さらには呼吸や心拍といった生体情報の非接触検知など、高度な人検知・行動理解センシングの実現を目指します。これにより、介護・見守り分野における安全性向上や、設備・空間の効率的な運用支援、さらには新たなデータ活用サービスの創出など、さまざまな社会課題の解決に貢献いたします。

今後も当社は、安心・安全で快適なスマート社会の実現に貢献するセンシングソリューションの創出を目指し、ミリ波センサー技術のさらなる高度化および用途発展を推進するため、AKMとパートナーシップのもと、連携してまいります。


お問い合わせ