生物多様性 環境

日清紡マイクロデバイスグループは、日清紡グループの一員として「行動指針」に環境負荷への認識と配慮を掲げ、生物多様性保護への認識を深め、生物多様性保全活動を推進し、すべての人びとにとって安心・安全な社会を誠実に実現します。当社グループの環境目標に生物多様性保全活動の強化を掲げ、KPIを管理して計画的に対策を講じています。

日清紡マイクロデバイスグループの活動事例

新河岸川ヤマブキ植樹

日清紡マイクロデバイス株式会社 川越事業所では、2019年に【特定非営利活動法人 舟運・ふじみんの郷】の皆さまと協力し、事業所近くのの新河岸川沿い遊歩道にヤマブキ250本を植樹しました。
現在では背丈も大きく育ち、毎年4月中旬には黄色い花が一斉に咲き、川沿いの景観を明るく彩っています。花はミツバチや蝶を呼び寄せ、また残された薮は野鳥や小動物の生息環境としても機能しており、生物多様性の維持にも寄与しています。
当社では、こうした植樹活動や土手周辺の清掃を通じて、地域の自然環境保全に取り組んでいます。今後も地域と連携しながら、持続可能な環境づくりに貢献してまいります。

  • ヤマブキ1
  • ヤマブキ2

原種フジバカマの保全活動

日清紡マイクロデバイス株式会社 やしろ事業所では、生物多様性の保全に貢献する取り組みとして、事業所内で「原種フジバカマの保全活動」を行っています。フジバカマは、河川敷の護岸工事や堤防の整備などにより数が減少し、絶滅が懸念されている植物です。
やしろ事業所では、この貴重な「原種」の苗を譲り受けて育成・保全し、加古川水系の生態系の維持と、原種としての遺伝的多様性の保護を目指しています。

  • フジバカマ

猪名川クリーン作戦 地域生態系保全活動

日清紡マイクロデバイス株式会社 池田事業所は、地域生態系保全活動の一環として「猪名川クリーン作戦」に参加しました。
猪名川は事業所の近くを流れる川で、大阪府と兵庫県の境界に位置しています。当日は、社員とそのご家族が協力して河川敷の清掃活動を行い、多くのゴミを回収しました。中でも、紫外線によって劣化したと思われるプラスチックごみが目立ち、これらが海へ流出することで環境問題を引き起こす可能性があることを実感しました。海洋プラスチック問題への理解を深める機会となり、参加者にとっても意義のある活動となりました。

  • 猪名川クリーン作戦1
  • 猪名川クリーン作戦2

樫原(かしばる)湿原の環境保全活動

日清紡マイクロデバイスAT株式会社では、湿原の保全活動として「落ち葉かき」と、豪雨によって崩れた斜面の補強作業(「土のうづくり」)を実施しました。
活動の舞台となった樫原湿原は、佐賀県の中央部、標高約590mに位置し、希少な動植物が数多く生息する九州有数の自然環境です。しかし、昭和30年代以降、周辺の森林は伐採後に手入れがされず、成長した樹木が湿原に影響を及ぼしています。具体的には、以下のような課題が生じています。

  • 落ち葉や枝の堆積により、小型植物の生育が妨げられる
  • 過剰な栄養分が湿地に流れ込み、生態系のバランスが崩れる

この保全活動は2017年に始まり、2024年で8年目を迎えました。今後も、貴重な湿原の生態系を守るため、継続的な環境保全活動に取り組んでいきます。

  • 湿原の環境保全活動

⽣態系を豊かにする環境保全活動「堰堤作り」

Nisshinbo Micro Devices (Thailand) Co., Ltd.はタイ⼯業団地公社(IEAT)主催の環境保全活動に参加しています。ランプーン県ムアング郡マクアジェー地区フアイ・クン・ナム川の上流にある森林地帯で、⾏政機関や地域住⺠と⼀緒に植樹ならびに堰堤作りを⾏う活動です。
⼯業団地の裏⼿にある⼭を流れる⼩川(川幅最⼤3m程度)に、主に⽵や⽯など天然の素材を使って堰堤を作り、⽔の流れを緩和することで⽣態系を豊かにするという活動です。⽔⽣⽣物の住処にもなり、⽔の溜まるところを作ることで、乾季で川の⼲上がる時期にも森の動物たち(⿅、象、野⿃など)の⽔飲み場を確保できます。さらに⼲ばつ時には村⼈たちの⽣活⽔としても利⽤することができます。

  • 堰堤作り作業風景