2025年“超”モノづくり部品大賞「電気・電子部品賞」受賞
日清紡マイクロデバイス株式会社は、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する「“超”モノづくり部品大賞」注1
において、「電気・電子部品賞」を受賞しました。
この度受賞した「超低消費電流昇圧スイッチングレギュレータ『NC4650』」は、IoT機器や産業機器用センサーなど、一次電池で動作する小型デバイスに最適な電源ICです。超低消費電流Iq=70nA(従来製品比で約1/300 21µA → 70nA)を実現し、スリープ状態での高効率な電力変換によってバッテリー寿命を延ばし、機器の長時間駆動に貢献します。
「さらに、ノイズ低減のために「低リップルモード」を搭載しており、MODE端子で簡単に切り替えることが可能です。低リップルかつ優れた負荷過渡応答特性により、データ通信時の転送エラーを抑制します。加えて、PWM/PFM自動切替え制御方式を採用し、負荷電流が小さいときはPFM、負荷が大きくなるとPWMに自動切り替えすることで、効率的な電力供給を実現します。これらの技術が評価され、今回「電気・電子部品賞」を受賞いたしました。

当社は、今回受賞した「超低消費電流昇圧スイッチングレギュレータ『NC4650』」をはじめ、低消費電力化や高効率化を実現するアナログ技術の開発を通じて、IoT機器の省エネルギー化、社会課題の解決、そして半導体産業の発展に貢献してまいります。
注1 「“超”モノづくり部品大賞」は、モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する、日本のモノづくり産業を代表する表彰制度です。少子高齢化や国際的な産業構造の変化など、日本のモノづくりが直面する課題の中で、産業や社会の発展に貢献する“縁の下の力持ち”としての優れた部品・部材を顕彰することを目的としています。
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