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ニュースリリース

車載用レーザースキャン方式HUD向けLDD 「RN5C750
レーザースキャン方式ピコプロジェクター向けLDD 「RN5C752」を発売

2019年11月27日
リコー電子デバイス株式会社

リコー電子デバイス株式会社(代表取締役社⻑︓⽥路 悟)は、レーザースキャン方式ヘッドアップディスプレー(HUD)向け『RN5C750』とレーザースキャン方式ピコプロジェクター向け『RN5C752』のレーザーダイオードドライバ(LDD)を発売します。

リコー電子デバイスではリコーの複合機プリンター向けで培ったレーザードライバの技術を転用して、HUD向けやピコプロジェクター向けの製品を開発しました。車載電装システムではADASを筆頭に自動車の安全性向上に向けたシステムの要求が高まって来ており、視線移動の少ないHUDの需要が高まって来ています。また、システムの小型化が可能でありフォーカスフリーであるレーザースキャン方式のプロジェクターも今後デジタルサイネージなどでの需要の拡大が見込まれています。

プリンター向けで培った技術である、レーザーダイオードの特性を検出する機能やディミング機能の搭載により光学部品の簡素化や豊富な保護機能により、HUDやプロジェクターなどの設計を容易にします。

RN5C750/RN5C752 (QFN0808-56)
RN5C750/RN5C752 (QFN0808-56)

RN5C750/752接続回路例
接続回路例

製品名 RN5C750、RN5C752シリーズ
サンプル価格 1000円 (1,000個購入時の参考価格)
サンプル受注開始日 2019年11月27日
パッケージ QFN0808-56 (8.0×8.0×0.8mm)
月産規模 10万個

※このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。

新製品 RN5C750/752 シリーズの主な特長

1. 安全性、信頼性を提供

RN5C750、RN5C752シリーズは、レーザースキャン方式のディスプレイシステムを高安全 / 高信頼に構築するために必要な機能を搭載しております。

  • 多数の保護機能を搭載
  • レーザーダイオード(LD)の過電流検知 / 短絡検知、温度保護等を搭載しており、LDの動作に対する保護機能を搭載しています。
  • AEC-Q100(Grade 2)準拠(RN5C750)
  • 動作保証温度は-40℃~+105℃と広く、AEC-Q100準拠の信頼性試験にも合格しています。

2.Quad-Channel の高速/高出力駆動を実現

200Mpixel/secの高速かつ最大800mA(LD1のみ。LD2-4は400mA)での高出力が可能な電流ドライバーを4ch搭載。システムのフルHD(1080p)での高解像度表示に貢献します。

3.温度に依らない高階調出力を実現

プリンター向けで培った技術である、レーザーダイオードの特性を検出する機能を搭載しております。本機能を使用することで、LD毎のIth、Icolorを自動検出し、温度変動に依らず高い階調出力の保持が可能になります。

RN5C750/752_image

RN5C750/752_image


| リコー電子デバイスについて |

リコーの半導体事業は1981年に株式会社リコーの一部門としてスタートし、外販も含めて30年以上に渡り事業展開を行ってきましたが、変化の激しい半導体業界で迅速な経営判断を行うために、2014年10月よりリコー電子デバイス株式会社として再スタートし、さらに2018年3月より日清紡ホールディングスの一員として更なる成長を目指しております。

当社は半導体デバイスの企画から開発・生産・販売・品質保証まで一貫した機能を保有し、CMOSアナログ技術をコアとして、携帯機器や車載・産機市場向けの小型・低消費電力・高耐圧・大電流の電源ICや小型で高精度なLi電池保護ICなどを提供し、お客様製品の付加価値向上に貢献しています。

このページの内容は発表時のものです。
既に販売終了になっている商品や、内容が異なっている場合があります。