多回路入りコンパレータの空き端子の処理は、どのようにすればよいでしょうか?
多回路入りコンパレータの空き端子の処理は、どのようにすればよいでしょうか?
コンパレータ
多回路コンパレータで回路が余った場合は、使用中の他の回路に影響を及ぼさないように適切に処理する必要があります。不使用の回路を遷移させないようにします。
+と-の各入力端子を同相入力範囲内の最も高い電位と低い電位に接続します。(Fig1.a) 出力はオープンとします。NJM2901などは各入力が絶対最大定格を超えない範囲であればグランドと正の電源電位とに振り分けるような方法も使えます。(Fig1.b)
ただし、差動入力電圧が最大±5VのNJM319やNPN入力のオペアンプで代用する場合などFig1.bの方法では絶対最大定格を超え破壊してしまう場合もあります。
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Fig1.a 一般的な端子処理方法
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Fig1.b NJM2901などの端子処理方法
注:オペアンプについては オペアンプの空き端子処理を参照してください。
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