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4回路、6回路などの多回路入りオペアンプで、使用しない回路の空き端子の処理は、どのようにすればよいでしょうか?

オペアンプ

多回路入りオペアンプで使用しない回路がある場合、使用中の他の回路に影響を及ぼさないように、 適切に処理する必要があります。理想的には不使用の回路も正常な動作状態に置くことです。
もっとも簡単な方法はボルテージフォロワを構成することです。この場合、入力電圧は正常動作可能なレベルに設定する必要があり、通常V+/V-(単電源の場合V+/GND)の中点に設定します。(図Fig1., 図Fig2.)
注:ボルテージフォロワを構成できないオペアンプもあります。この場合、データシート上に「6dB以上の利得での使用を推奨します」などの記述があります。

  • 図1-1

    Fig1.a. 単電源の場合

  • 図1-2

    Fig1.b. ボルテージフォロワ不可の場合

*一例としてNJM12904 のVICMは約V+ -1.5Vが上限のため、低い電源電圧(≤3V)で使用時に+INPUTをV+に対する中点(V+/2)に設定するとVICMを超えてしまいます。このような場合、+INPUTに与える電圧をさらに低く設定します。

  • 図1-3

    Fig2. 両電源の場合

  • 注:コンパレータについては コンパレータの空き端子処理を参照してください。コンパレータはボルテージフォロワにはできません。

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