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リチウムイオン電池用セカンドプロテクションICはなぜ必要なのですか?
どのようなアプリケーションに使われていますか?

リチウムイオン電池用保護IC使い方

通常の保護機能をファーストプロテクションとして、そこにセカンドプロテクションICの回路をプラスして過充電の2重保護を構成し保護システムの冗長性を実現します。当社のセカンドプロテクションICの標準的な回路構成は、SCプロテクタと呼ばれるヒューズデバイスの一種を使い、設定電圧を超えた状態で一定時間以上保持した場合にそのSCプロテクタを切って、電流パスを遮断することで、過充電状態での充電を停止するものです。(下図参照)

ノートPC・大型定置設置型を含むESS・バックアップ電源のリチウムイオン電池システムや電動自転車では以前から安全性確保のため以前から2重保護が標準的に構成されていますが、近年は電気用品安全法等の法令・規格の要求からもパワーツールやコードレスクリーナー等の製品でも、セカンドプロテクションICが使われて過充電の2重保護を備えるようになっています。

R5640シリーズ回路例

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