産業機器・民生機器向け VFM制御
インダクタ内蔵・降圧DC/DCモジュール「RM516 / RM517 シリーズ」発売
~ 複雑な配線引き回しが必要なく、置くだけ簡単・コンパクトな基板設計が可能 ~
インダクタ内蔵・降圧DC/DCモジュール「RM516 / RM517 シリーズ」発売
~ 複雑な配線引き回しが必要なく、置くだけ簡単・コンパクトな基板設計が可能 ~
日清紡マイクロデバイス株式会社(代表取締役社⾧:田路 悟)は、産業機器・民生機器向け VFM(Variable Frequency Modulation)制御 インダクタ内蔵・降圧DC/DCモジュールの「RM516/RM517 シリーズ」を発売いたします。
昨今、製品の小型化により、電子部品を実装する基板面積の制約が厳しさを増しており、DC/DCコンバータの基板設計において配線引き回しには注意が必要です。また、限られた基板スペースにおいて推奨パターンを実現できないケースも想定されます。
「RM516/RM517 シリーズ」は、最大出力電流 100mA/300mAの降圧DC/DCコンバータICとインダクタを内蔵したモジュールです。2.4×3.0×0.8(mm) と小型且つ薄型なQFN2430-8パッケージを採用しております。
必要な外付け部品はコンデンサ2つのみのため、複雑な配線引き回しが必要なく、置くだけ簡単・コンパクトな基板設計が可能となります。
出力電圧 0.3V~1.2V (0.1V刻みで設定可能)、入力電圧 1.8V~5.5V、無負荷時の消費電流 Typ. 0.3µAです。今後、ますます進んでいくと考えられる低電圧化の流れを超低消費で実現し、お客様のIoT機器の構築、電池⾧寿命化に貢献します。出力電流は、RM516 シリーズは100mA*1、RM517 シリーズは300mA*1となっています。
「RM516/RM517 シリーズ」は、IC・インダクタ共に日清紡グループの工場にて生産をしており、10年間供給可能な状態を維持する「⾧期供給プログラム」の対象予定製品ですので、安心して⾧期間ご使用いただける製品となっております。
*1: 出力電流は、指定条件における参考値です。条件や外付け部品に依存します。
※画像はRM516 シリーズで、開発中のため実際の製品と異なる場合があります
製品名 | RM516 / RM517 シリーズ |
パッケージ | QFN2430-8 (2.4x3.0x0.8(mm)) |
サンプル価格 (1,000個購入時の参考価格/税込※) |
RM516: 330 円 RM517: 660 円 |
サンプル受注開始 | 2022年 11月 24日 |
量産開始 | 2022年 11月 24日 |
月産規模 | 100万個 |
※2022年11月現在の消費税率に基づいて金額を表示しています
特⾧
1. DC/DC コンバータIC とインダクタをモジュール化
「RM516/RM517 シリーズ」は、薄型インダクタを横に配置していることから、パッケージ高さ0.8(mm)という薄型化を実現し、高さ制限のある基板実装にも対応可能です。また、インダクタが内蔵されているため、入出力コンデンサをチップ近傍に任意に配置するだけで、基板設計が簡単にでき、インダクタ選定の手間とEOLの心配を減らすことでお客様の困りごとの解決に貢献いたします。
2. VFM制御による超低消費電流の実現
「RM516/RM517 シリーズ」は、VFM 制御により待機時の無効電力を削減し、トータル消費電力を低減することで、電池の⾧寿命化や電池サイズの小型化に貢献します。
主な仕様
このニュースリリースの詳細 (PDF)
産業機器・民生機器向け VFM制御 インダクタ内蔵・降圧DC/DC モジュール「RM516/RM517 シリーズ」発売
~複雑な配線引き回しが必要なく、置くだけ簡単・コンパクトな基板設計が可能~
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