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Work 先輩社員紹介

ソフトウェア開発

「ソフトとハード」が
「システム」になる。
その瞬間の喜びを追う。

2018年新卒入社

K. T

学生時代の専攻:情報系

Profile

プロフィール

2018年新卒入社。大学では情報システム科学を専攻していた。入社後1年間はアナログ回路の設計を担当していたが、その後新規事業部に異動。主な業務がソフトウェア開発となった。学会での発表経験が豊富で、人に説明するのはお手の物。

Episode1

決め手はインターンシップ

私の専門である情報科学は、情報の分析・解析やそれを活かした電子システムの開発など、「情報」をテーマに多彩なアプローチを行う学問分野です。現代社会は情報システムに支えられていると言っても過言ではありませんから、その意味では活躍のフィールドが広い学問だと思います。

わたし自身、就職活動の際には幅広い企業を検討しました。その中から当社を選んだのは、インターンシップがきっかけです。学んできた知識を活かせそうだという手ごたえを感じただけでなく、雰囲気が“自分に合っている”と思えたことが決め手になりました。

Episode2

“正解のない問題”を解く新ビジネスの難しさ

私が所属する新規事業開発部は、新たなビジネスの開発をミッションとする部署です。その中で私は、現在、MEMSマイクを活用した電子聴診器の開発を担当しています。主に遠隔診療に用いることを想定した製品です。

メディカル分野向けの製品は社内でも例が少なく、基本的にはゼロからの挑戦。医療関係者の方などに適宜協力いただきながら、トライアンドエラーを繰り返して製品を完成に近づけています。いわば正解のない問題を解く道のりは苦しくもありますが、自分が組んだソフトウェアがハードウェアと合わさって、ひとつのシステムが完成した瞬間は何とも言えない達成感を覚えます。

Episode3

この手でユーザーの喜びを引き出すために

以前に一度、開発中の電子聴診器の試用に立ち会ったことがありました。被験者の方々に実際にご自身の体に聴診器をあて、体内音を聞いていただいたところ、皆さん普段聴く機会のない自分の体内音にじっと耳を傾け、驚き、喜んでおられました。その時に感じた「この技術は診療の現場を変える、ユーザーの体験を変えるんだ」という感慨は、今でも胸に焼き付いています。

まだまだ私自身は未熟者で、ひとつの製品を開発するにも周りの方々にたくさん支えてもらっている状況です。でも、10年後には自ら主導して開発を行える人になっていたいと思います。そのためにも今は、少しでも多くの知識を吸収し、経験を積んでいきたいです。

私の向かう、先。

ゼロからの製品開発を
リードできる技術者になりたい。

とある1日の過ごし方

07:00
起床。出勤に備える。
08:45
混雑回避のためフレックス勤務を活用し、早めの始業。
09:00
データ分析やデモ機に搭載する信号処理部の検討・検証を進める。
12:00
休憩
13:00
共同研究中の大学教授と打ち合わせ。議題は信号処理部のアルゴリズムについて。
15:00
デモ機の評価試験。
18:00
終業。遅くとも20時には帰るのが日々のルーチン。

Another Side

休日は舞台や音楽ライブを観に行くのが趣味。また、得意の裁縫に没頭することもある。甥っ子や姪っ子の服を縫い、バッグをつくるのは楽しい時間。