title

Work 先輩社員紹介

回路設計

その先に結果があると信じて、​
試行錯誤の日々。

2018年新卒入社

Y. H

学生時代の専攻:物理・応用物理系

Profile

プロフィール

2018年新卒入社。大学で得た理系の知識を活かし、入社直後から製品の開発設計に携わる。大学での専攻は量子物理学。「わからないこと」と日々向き合った経験が、今の業務に活きていると語る。

Episode1

原点は祖父がくれたおもちゃ

もともと私がモノづくりを志した背景には祖父の影響がありました。電気工作が好きだった祖父はよく世界に一つだけのおもちゃを作ってくれて、何を買ってもらうよりもうれしかった。いつしか自分でも、あんな風に人の心を温かくできるようなモノづくりがしたいと思うようになりました。

就職活動でも、培ってきた理系の知識・経験を活かせること、人の役に立てることを会社選びの条件にしました。当社を選んだ決め手は先輩社員の方がみなさん丁寧で優しかったことですが、若手社員が積極的にチャレンジできる環境が整っているので、その意味でも入社してよかったと思っています。

Episode2

数年がかりの開発業務。プレッシャーとも闘いながら

私は今、主に民生向け電源製品の設計開発を担当しています。ひと口に開発と言っても業務の内容は多岐にわたり、仕様の検討、回路の設計、試作品や完成品の評価も仕事のうちです。ほとんどの工程は1人で担うことになるので、常に「自分が何をしようとしているか」「何がわからないのか」を整理し、つぶさに検討してやるべきことを判断しています。

製品の完成までは短くとも1年から3年かかります。成し遂げたときの達成感は大きいですが、日々のプレッシャーも重大。初めて設計に関わった製品が量産されたときには、嬉しさ半分、不安が半分の複雑な気持ちでした。

Episode3

“こうしたい”……けど技術がない。まだまだ研鑽の日々

仕事をしていて痛感するのが、“こうしたい、ああしたい”と思っても、十分な技術や知識がなければそれを形にもできないということです。私はまだ経験も浅いので、とにかく勉強の日々。特に新たな回路技術を開発するには、技術や知識を吸収するだけでなく、異なる視点に切り替えて考える柔軟さを身につけることが大切だと感じています。

先は長いですが、いつか世界の誰も見たことがない新しい技術を創造したい。それを製品として形にもしてみたい。そのために、これからも精進していきます。

私の向かう、先。

まだ世界の誰も知らない、
新たな技術を創造したい。

とある1日の過ごし方

07:30
起床。朝は一杯のコーヒーを欠かさない。
08:45
始業。昨日までの業務に新しい動きがないかメールなどで確認し、1日の業務スケジュールを考える。
09:30
会議の準備。担当製品のレビューを控え、仕様書などを念入りにチェックする。
13:00
会議。担当製品への厳しい意見に凹みつつ、他の社員の担当製品も念入りに検証。
15:00
行き詰まったので休憩。コーヒーを飲みながら同期と雑談する。
15:10
担当製品の評価業務。想定の評価結果と異なったので、Sim検証で再確認。
17:00
午前中に消化しきれなかった業務を片付ける時間。新しい回路の設計や担当製品の性能検証を進める。
19:30
終業。早めの退社を心掛けるも、すこし残業があった。

Another Side

休日の楽しみはゴルフ。直接仕事の関わりのない人ともつながれるのが良いところだと語る。最近はなかなか足を運べていないが、また仲間を誘って行きたい。