日清紡マイクロデバイス株式会社

NISSHINBO

新日本無線、リコー電子デバイスが統合し「日清紡マイクロデバイス株式会社」としてアナログ半導体事業をパワーアップ。

「オペアンプの新日本無線」と「電源ICのリコー電子デバイス」が統合し、アナログソリューションプロバイダとしてさらなる成長・発展。
両社の補完関係にある技術のシナジー(相乗効果)によってEnergy ManagementとSignal Processingの2つの領域に注力。
さらに強固になったグローバルな販売網で幅広いお客様をサポート、これまで以上に顧客との関係深化や情報発信力を向上。

2022年1月1日、新日本無線株式会社とリコー電子デバイス株式会社が統合し、
新しく「日清紡マイクロデバイス株式会社」として誕生します。

これまで、日清紡グループのマイクロデバイス事業は、新日本無線とリコー電子デバイスの2社を中核として、
事業の発展を推進してまいりました。
近年、5G~6G、自動車の電動化、超スマート社会の到来、業界再編や不安定な世界経済などの社会動向を見据え、
両社のリソース(開発・営業・生産)を一体的に活用することにより、“Connect Everything”技術を磨き、
超スマート社会の実現に向けて、アナログソリューションプロバイダとしてさらなる成長・発展を図ります。

新しい「日清紡マイクロデバイス」は、日清紡グループの企業理念である「挑戦と変革。地球と人びとの未来を創る。」
に基づき、アナログ技術を強みとした電子デバイスとマイクロ波製品を通じてアナログソリューションを提供し、
つながる社会の発展に貢献し、世界中の顧客から期待される価値と存在感ある企業を目指します。

補完関係にある両社のシナジー(相乗効果)から、より大きな目標と成果を成し遂げることを確信しています。
営業力強化として競争優位な顧客対応力(提案力と接点力)とデジタルマーケティングを活用し質の向上、
お客様との関係深化や情報発信力を高めていきます。

なお今回の統合に関連して、製品の統廃合は行いません。
長期供給プログラムも継続されます。製品名については、既存製品の製品名に変更はありませんが、2022年以降に発売の
新製品については新しいルールの製品名に変更させていただく予定です。
また、新日本無線のマイクロ波事業および、両社のファウンドリサービスは統合後も継続いたします。
販売店につきましては、お客様にご迷惑をおかけしないよう慎重に検討してまいります。

統合の概要

オペアンプの新日本無線と電源ICのリコー電子デバイスが統合することで
アナログソリューションプロバイダとしてさらなる成長・発展を図ります。
両社の補完関係にある技術のシナジー(相乗効果)によってEnergy Managementと
Signal Processingの2つの領域で活躍するアナログソリューションプロバイダーを
目指します。

両社は同じアナログ半導体メーカーではありますが、保有プロセスやプロダクトポートフォリオが異なっています。そのため、重複する製品分野が非常に少なく、お互いの得意分野で補完関係にあります。
両社の統合でEnergy ManagementとSignal Processingの2つの領域でさらなる発展を目指します。

また、両社が保有する生産拠点を相互活用することで、垂直統合メーカーとしての柔軟性を強化し、サプライチェーンにおいてもシナジーを高めていきます。

日清紡マイクロデバイス統合
 大きく二つの製品ジャンルへ
さらに強固になったグローバルな販売網で幅広いお客様をサポート

直販に強い新日本無線、販売店/オンライン販売に強いリコー電子デバイスの販売網をグローバルに統合することでより幅広いお客様サポートを実現します。

生産拠点 ( 前 / 後工程 )  事業拠点
[日清紡ホールディングスについて]
日清紡グループは「環境・エネルギーカンパニー」グループとして地球環境問題解決に向けたソリューションを提供しています。「モビリティ」「インフラストラクチャー&セーフティ」「ライフ&ヘルスケア」の3つの分野を戦略的事業領域として、無線・通信、マイクロデバイス、ブレーキ、精密機器、化学品、繊維、不動産の各事業を展開しています。マイクロデバイス事業は新日本無線、リコー電子デバイスがその中核を担っています。

[新日本無線について]
新日本無線は1959年の創業以来、民生機器や産業機器において数多く使わる汎用リニアICを主力製品としています。これらは車載用ICとして使われる他、化合物半導体、SAWフィルタ、フロントエンドモジュール、光センサ、MEMS等を提供しています。もう1つのカテゴリーとしてマイクロ波製品は、衛星通信分野では超小型地球局(VSAT)用コンポーネントやマイクロ波センサを製造。防衛、気象、海上、陸上の各分野へレーダ用電子管と周辺機器を提供し、とりわけ海上レーダ用デバイスは世界トップシェアを誇ります。これら以外にもX線を利用したがん治療装置やセキュリティ検査設備向け電子管や電子銃を提供しています。
2005年に日清紡グループ傘下に入りました。

[リコー電子デバイスについて]
リコー電子デバイスは1981年リコーの半導体事業部として発足しました。リコーのオフィス機器やカメラなどの専用半導体の開発・生産からスタートし、任天堂のファミリーコンピュータ™のマイコンやグラフィックコントローラの開発により本格的に外販を始めました。1987年にはCMOS電源ICを開発し、現在のアナログICメーカーとしての歩みを始めました。現在ではその電源ICでLDOレギュレータ、リセットIC、DC/DCコンバータ、など多くのラインアップを揃えており、創業時からのリアルタイムクロック製品と合わせて主力製品となっています。
2014年にリコーから分社し、リコー電子デバイス株式会社となり、2018年に日清紡ホールディングス傘下に入りました。
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